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工程1

指紋や声帯がそうであるように、絵の描き方もひとによって様々だと思います。きっと全く同じ手法なんて無いんじゃなかろうか。

僕はひとがどんな道具や紙やソフトで、どんな手順で描いているのかとても興味深くて、見ているだけで勉強になります。 

ですが、仮に「良いな」と思った手法があっても全く同じ事をするんじゃなくて、そこから自分なりのスタイルを模索して行くべきだと考えています。

そこで、自分で自分の絵を再確認する意味もあって、僕自身の描き方を紹介しようかなと思います。ただ、絵の題材やコンセプト、そして僕自身のパワーアップ(笑)によってそれらは変わっていくものかと思うので、あくまで一例であり、あくまで今現在の手法に過ぎないのですが。
稚拙な文章ですが、大まかな工程を掲載していきます。

今回は今年一番のお気に入り映画である「エスター」から。

Ester_kabe1a.jpg

恐怖のワケあり孤児、エスターを題材にしたいと思います。

1スキャン画像
下絵の鉛筆画をスキャンして画像をPhotoshopに読み込みます。

原画の紙の風合いを残したいので、基本色をレイヤーモード「乗算」で着色しています
2原画の紙の風合いを残したいので、基本色をレイヤーモード「乗算」で着色しています

また「乗算」モードで塗る事で原画の線も残せます
3また「乗算」モードで塗る事で原画の線も残せます

基本色が終わったら、影を塗ります。私は作品にテクスチャを使う事が多いのですが、テクスチャが適用されたままだと全体的に(特に髪が)暗くなり、塗りの確認をしにくいので着色時は外す事が多いです

4_1基本色が終わったら、影を塗ります。私は作品にテクスチャを使う事が多いのですが、テクスチャが適用されたままだと全体的に(特に髪が)暗くなり、塗りの確認をしにくいので着色時は外す事が多いです

肌の影を着色

4_2肌の影を着色

他に先がけて頭部のハイライトも着色し、イメージを掴む

5他に先がけて頭部のハイライトも着色し、イメージを掴む

眼が若干アンバランスだった為、この時点で修正

6眼が若干アンバランスだった為、この時点で修正

「影」のレイヤーグループを作ります。テクスチャを外し、全体の影を塗って行きます。広面積部は選択状態で着色し、はみ出しを防ぎます。

7「影」のレイヤーグループを作ります。テクスチャを外し、全体の影を塗って行きます。広面積部は選択状態で着色し、はみ出しを防ぎます。

コートは質感に変化を付けたいので、テクスチャに粗描きの加工をし、マット感を出します

8コートは質感に変化を付けたいので、テクスチャに粗描きの加工をし、マット感を出します

コートのみを選択範囲で仕切っていたので、コート部分のテクスチャのみ加工されます

9コート部分を選択範囲で仕切っていたので、コート部テクスチャのみ加工されます

全体のハイライトを付けて行きます、ハイライトもレイヤーを別個にグループ分けしてあります

10全体のハイライトを付けて行きます、ハイライトもレイヤーを別個にグループ分けしてあります

ハイライトを塗る際も選択範囲で仕切り、塗り易いのでテクスチャも外しておきます

11ハイライトを塗る際も選択範囲で仕切り、塗り易いのでテクスチャも外しておきます

テクスチャ適用時の色や光の仕上がりを確認しながら作業して行きます。暗すぎる時等、場合によってはテクスチャの明度や彩度に手を加えます

12テクスチャ適用時の色や光の仕上がりを確認しながら作業して行きます。暗すぎる時等、場合によってはテクスチャの明度や彩度に手を加えます

全体像が見えてきたらシスターアビゲイルの返り血を加えます

13全体像が見えてきたら返り血を加えます

地面としてテクスチャを新たに用い、凍った地面を表現する為にテクスチャ彩度を0にします。その後色調補正、レイヤースタイル上で加工します

14地面としてテクスチャを新たに用い、凍った地面を表現する為にテクスチャ彩度を0にします。その後色調補正、レイヤースタイル上で加工します

人物を際立たせる為に、この場合は周囲を白っぽくぼかすことにしました

15人物を際立たせる為に、この場合は周囲を白っぽくぼかすことにしました

地面にもぼかし効果を出します。背景として、オーバーレイモードのテクスチャと背景色を重ね合わせ、ダークな雰囲気を持たせました

16地面にもぼかし効果を出します。背景として、オーバーレイモードのテクスチャと背景色を重ね合わせ、ダークな雰囲気を持たせました

仕上げとして、人物の顔に異質さを出す為、「ひび割れ」を描画する事にしました

17仕上げとして、人物の顔に異質さを出す為、「ひび割れ」を描画する事にしました

はみ出し・線や塗りの粗い部分があれば修正を行い、完成です。

18はみ出し・線や塗りの粗い部分があれば修正を行い、完成です。

ニューヨーク OuchiGallery 第7回100人展

2013/1/4 ~ 1/27

100ninten_logo1.png

新年明けて1月より ニューヨーク州ブルックリン
”OuchiGallery”にてアーティスト100人の作品を展示するイベントが行われます。
お誘いを頂き、糸井も参加する予定でしたが都合がつかず断念。
ですが、紹介させて頂きます。

100人展のWebギャラリーページ





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